

重要なものであるほど、開発時の要件が厳しくなるのが帳票開発の特徴です。その要求に応えるには、非常に高度な技術力が必要です。
日本独自の商習慣といわれる帳票ですが、帳票自体は決して日本独自の文化ではありません。海外との取引でも、請求書や発注書、納品書は必要ですし、海外でビジネスをすれば、関係省庁/機関への提出する文書も用意しなくてはなりません。また、各種届出など社内文書もあるでしょう。
ただ、日本のビジネス環境においては、帳票フォームの正確さが要求されます。パソコン画面上で正確な帳票フォームが表示されることはもちろん、印刷したものに関しては、罫線の太さやフォントの種類、大きさなど、すべてにおいて「定まった方式に従っているか」が焦点になります。極端な場合、印刷時にかすれが出たり、線の太さがわずかに異なっていただけで、使い物にならないことすらあります。
なぜそこまで帳票にこだわるかといえば、帳票や紙文書によってビジネスプロセスが構築されているからです。特に、新規取引や承認、申請など、ビジネス上重要な場面では、帳票が必要です。そうした重要な帳票は、フォームのデザインに細かい規定がありますが、そうしたルールに則っていることが、ビジネス上重要な意味を持つのです。提出された帳票はいわば「会社の顔」。それだけ大切な帳票だからこそ、求める要件を「確実に満たす」ことが必要です。つまり帳票開発は、絶対に必要要件を満たさなければならないため、高い技術力を持つSI企業にしかできないのです。










