Web技術の発展により、場所や時間を選ばず使える、使い勝手のよい基幹システムが誕生しました。そんな基幹システムの価値を高めるための帳票の役割とは?
Web Application Server
Web環境の中で、基幹と帳票システムの融合を促進
基幹システムの実行環境として不可欠となったWebアプリケーションサーバ。今や、基幹システムはWebアプリケーションサーバなしには成り立たないほどです。
Webアプリケーションサーバは、標準技術であるJavaを搭載し、上に載るアプリケーションやパッケージの互換性はもちろん、サーバ自体の互換性を保証しています。そして、業務システムをWeb環境で利用できるようにします。が、現実には各社それぞれ技術的な特徴があり、完全シームレスな互換は難しいといえます。
こうしたことから、基幹システムを構築するには、導入する業務パッケージ、Webアプリケーションサーバ、そして帳票システムの3つが三位一体となり、確実に稼働できることが条件になります。言い換えると、業務パッケージにしろWebアプリケーションサーバにしろ、真のオープン性が問われているのです。
もちろん、Webアプリケーションサーバと業務パッケージだけが存在しても、ビジネスプロセスの最終結果として、帳票が出力されなければ意味がありません。そのため帳票システムも、多くのWebアプリケーションサーバや業務パッケージに対応している必要があります。Web環境という統一した中で、業務システムから帳票システムまでシームレスに連携させることで、強固なシステムが実現できるのです。
- Web Application Server に関連するソリューション
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- 帳票設計・運用
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- ActiveGlobe WebOTX(日本電気株式会社)
- BEA WebLogic Platform(日本BEAシステムズ株式会社)
- Borland AppServer(ボーランド株式会社)
- Cosminexus(株式会社日立製作所)
- CrossMission(東芝テック株式会社)
- ForeSiteアプリケーションサーバ(株式会社ビーコンIT)
- IBM WebSphere Application Server(日本アイ・ビー・エム株式会社)
- INTERSTAGE(富士通株式会社)
- Macromedia JRun Server(株式会社アイ・ティ・フロンティア)
- Macromedia ColdFusion MX(株式会社アイ・ティ・フロンティア)
- Oracle Application Server 10g(日本オラクル株式会社)
- 帳票型画面設計
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- WebSphere Businass Integration Server(日本アイ・ビー・エム株式会社)
- Oracle Fusion Middleware(日本オラクル株式会社)
リッチクライアント
レガシー資産の性能をWeb/オープン環境で実現
多くの基幹システムがWeb化され、新たに浮上してきたのが「使い勝手」です。Webブラウザは、だれもが使いやすい反面、基幹業務に必要な機能を実現するには表現力に乏しく、入力機能1つ取っても、従来のクライアント/サーバ型システムの方がはるかに高性能です。
こうした不満を払拭するために生まれたのが「リッチクライアント」という技術。リッチクライアントとは、Web環境が持つ「管理の容易さ」「運用・展開のしやすさ」というメリットはそのままに、スクリプトを駆使したり、専用のプラグインをWebブラウザにインストールすることで、クライアントマシにあるWebブラウザの機能を、よりリッチに使いやすくする技術です。 リッチクライアントは、レガシー資産をオープン環境に移行する際にも使われます。レガシー資産にあるビジネスロジックはそのまま、クライアント側をWebブラウザに変更するだけで、TCOを削減しつつ、基幹システムへのデータの入力、参照がより容易になるのです。
こうしてデータ入力部分、すなわち「イン」を整え、次にその結果を帳票という形で出力する「アウト」をオープン環境に整えることで、レガシー資産の使い勝手やパフォーマンス、機能をWeb/オープン環境で活用できます。
- リッチクライアントに関連するソリューション
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帳票設計・運用
- Nexaweb(日本ネクサウェブ株式会社)
- Biz/Browser&Biz/Designer(アクシスソフト株式会社)
サーバーベースコンピューティング
Web化できないシステムをWeb環境で利用
ほとんどの基幹システムがWeb化されてきたとはいえ、企業の中には、Web化できない業務システムが存在します。たとえばCAD/CAMなどの専用システムのほか、基幹システムの中でも、会計や人事に関わるシステムなどを、インターネット越しに利用することはほとんどできません。
その一方、エンドユーザー側は、支店や出張先、まれには自宅から業務システムを利用したいというニーズを抱えています。これを解決するのが、サーバベースコンピューティングです。
サーバベースコンピューティングは、あらゆる種類のネットワークを通じてアプリケーションサーバに直接アクセスし、サーバで動作しているアプリケーションを、自分のマシン上にそのまま再現する技術です。再現するだけでなく、自分のマシンから出したリクエストはすべてサーバに送られ、そのリクエストに基づいてアプリケーションが動きます。特に、Web化できない業務システムをインターネット経由で利用する際、サーバベースコンピューティング技術が絶対に必要です。同時に、帳票システムもこの技術に対応することで、必要な帳票をその場で確認・修正できるというメリットも生まれます







