基幹業務システムを構成するハード/インフラと、帳票システムの関係についてポイントを解説します。
CPU
帳票を含めたシステムのH/W構成を決定
CPUはシステムのすべてを支える心臓部であり、システムのアーキテクチャ、柔軟性、パフォーマンス、信頼性などすべての要件を左右します。
そんなCPUの技術トレンドとして挙げられるのは、「64ビット化、デュアルコア(マルチコア)、マルチスレッド」。「64ビット化」とは、従来の2倍のメモリ空間を持つことでシステム全体のパフォーマンスを大幅に向上させる技術。「デュアルコア(マルチコア)」とは、1つのCPUプラットフォーム上に2つ(複数)のプロセッサコアを持たせる技術であり、1つのCPUで複数CPUの処理性能が得られます。64ビット化、デュアルコア(マルチコア)と、複数のアプリケーション処理を並列化する技術「マルチスレッド」と組み合わせることで、少ないサーバ台数でも、膨大な基幹業務を高速に処理することができます。
こうしたCPUがもたらすソリューションは、特に帳票システムの分野で大きなメリットをもたらします。基幹システムのデータを基に、大量の印刷処理を行う帳票システムは、いわば基幹業務プロセスの最終出力部であり、高い性能と信頼性が求められます。CPUは、そうしたユーザーニーズに応える“ソリューション”なのです。
- CPUに関連するソリューション
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帳票設計・運用
- インテル64ビット・エンタープライズ・プラットフォーム (インテル株式会社)
サーバ
レガシー環境並の性能を持つ、柔軟性高い基幹システムを実演
ビジネスの成長や技術進歩に伴い、企業システムも年々成長していくもの。特にサーバマシン/環境については、メインフレームや大規模UNIX、Windows環境など、複数のベンダのマシンや環境が混在し、管理コストや業務負荷も、年々増えているのではないでしょうか。継続性が要求される基幹業務システムでは、コストや業務負荷がかかっても、サーバマシンのリプレースや、思い切ったダウンサイジングになかなか踏み切れないという現状があります。
こうしたニーズを踏まえ、現在サーバマシン分野では、「リホスト」「高信頼性」「柔軟性」「高可用性」といった技術トレンドはもちろん、ベンダ自身が持つハイエンド分野での実績や、高度な検証センターの有無まで踏まえて、「必要とするサーバマシンを選択する」という傾向が、ユーザー企業の中に生まれつつあります。
「リホスト」とは、メインフレーム(レガシー環境)にある資産をオープン環境に移行することを意味します。もちろん、単に移行するだけでなく、旧来と同じ信頼性を保持しつつ、オープン環境ならではの柔軟性や高可用性を実現する――というのが、サーバ選択時のトレンドです。またオープン環境への移行だけでなく、「SAPに最適化したサーバマシン」など、ベンダによって得意とする分野があるので、上手に選択すれば、最適な環境が実現できます。帳票出力環境まで含めてシステム全体を設計し、最適なサーバを選択しましょう。
- サーバに関連するソリューション
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帳票設計・運用
- IBM Systems (日本アイ・ビー・エム株式会社)
- ftServer (日本ストラタステクノロジー株式会社)
- ES 7000 (日本ユニシス株式会社)
- hp serverファミリー&Proliant (日本ヒューレット・パッカード)
- NX7700iシリーズ (日本電気株式会社)
- PowerEdge サーバ (デルコンピュータ株式会社)
- PRIMEPOWER (富士通株式会社)
- Sun Fire サーバファミリ (サン・マイクロシステムズ株式会社)
- 日立サーバ&ビジネスPC (株式会社日立製作所)
プリンタ
帳票システムの付加価値向上に大きく貢献
帳票システムを考える上で、忘れてはならないのがプリンタです。出力された帳票は、いわば企業の「顔」であり、その品質によって企業イメージやサービスの質は左右されてしまいます。メインフレームの大型プリンタでは、大容量プリンティングを実現する安定性や、高い処理能力や最終アウトプットの品質保証を実現できましたが、オープン環境で同じ要件を実現するには、高性能なサーバマシンやOSのほか、プリンタ自体の性能が肝となります。
昨今のプリンタはネットワーク機能を備え、OSシステム構成によっては、事業部門や支店間をまたいだ分散プリンティング環境を実現できるようになりました。また、プリンタメーカーによっては、サーバマシンやミドルウェアなどの製品と組み合わせ、付加価値を提供するベンダもあります。
このように、昨今のプリンタは、それ自体がソリューションとして機能します。そして基幹システムに求められる高品質な「帳票出力」に関していえば、プリンタが持つ高度な印刷機能、ネットワーク機能に加え、精密な帳票レイアウトを設計・出力する帳票システムが必要です。上に挙げたようなメリットを持つ多種多様なプリンタに対応した、高性能帳票システムを検討すべきでしょう。
- プリンタに関連するソリューション
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帳票設計・運用
- エプソン インパクトプリンタ (エプソン販売株式会社)
- キヤノン プリンタ (キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
- FUJI XEROX Printing Solution (富士ゼロックス株式会社)
- KONICA MINOLTA (コニカミノルタ ビジネスソリューションズ株式会社)
- OKI DATA Printing Solution (株式会社沖データ)
- RICOH Printing Solution (株式会社リコー)
FAX/スキャナ
帳票と紐付けることで、ビジネスに新たな付加価値を
帳票の出力先は、プリンタがすべてではありません。確かに帳票は、紙に出力することが求められますが、紙を扱うハードウェアはほかにもあります。それがFAXです。
FAXはプリンタと異なり、通信機能を備えています。FAXは現在でもEDI取引などで活用されています。具体的には、帳票データをPDF化し、FAXサーバに送信して自動的に取引先のFAXへ出力したり、FAX以外では、電子メールに自動添付して送信するなど、あらゆる通信手段と帳票を組み合わせます。FAXが持つ紙出力機能・通信機能と、帳票を組み合わせることで、取引先や、支店・本店間を含めた情報共有の促進、ビジネスプロセスの迅速化といった付加価値が生まれるのです。
- FAX/スキャナに関連するソリューション
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- 帳票設計・運用
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- dotFAX (株式会社NTTデータ関西)
- FaxPress (株式会社マクニカ)
- TOPCALL (ダイコム・ジャパン株式会社)
- TransFax for WingArc Super Visual Formade (株式会社トランザクト)
- ライトニングFAX (キャノン情報システム株式会社)







