用語集
SOA
Service Oriented Architecture
「サービス指向アーキテクチャ」といい、「エスオーエー」と呼ばれる。企業システム全体を、サービス単位に分解し、ビジネス要件に合わせて柔軟に変化させられるように、XMLやSOAPなどを使って疎結合させる考え方/アーキテクチャのこと。この「サービス」の定義についてはさまざまだが、一般的には「XMLなどの標準技術仕様インターフェイスを持った1つのビジネスプロセス」といわれている。その粒度は各社各様で、例えば「XMLインターフェイスを持つ業務システム」を指す場合や、「業務システムを構成する1つひとつのビジネスプロセス」を意味する場合もある。一般に、粒度が大きければ柔軟性が弱まり、粒度が小さいほど柔軟性が高まる。例えば営業管理システム全体を1つのサービスとしてしまうと、その中から「見積もり」「クロージング」など1つのビジネスプロセスを取り出してほかのシステムと連携させたい場合、新たな作り込みが発生するからである。粒度が細かければ、標準仕様インターフェイスを連携させるだけで済む。
このように、システム全体を機能別にサービスと捉えると、重複している機能(サービス)を集約しやすいという利点もある。その一例が「帳票出力」である。
帳票は各業務に紐付いているため、業務システムごとに帳票設計・出力システムを備えているケースが多いが、全体として見ると「帳票設計・出力」は全業務システムが共通して持つべき機能であり、帳票センターに集約して運用するということもできる。これを「帳票SOA」という。
なお、全業務システムの帳票サービスを集約するということは、それだけ大量印刷が課せられるということであり、品質と安定性を保持した帳票出力環境を構築する必要がある。
関連用語






