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用語集

ERP
Enterprise Resource Planning
日本語訳は「経営資源管理」「経営資源計画」。「イーアールピー」と呼ばれる。人・モノ・カネなどの経営資源を、効率的かつリアルタイムに管理する経営手法のこと。「ERPパッケージ」といった場合は、ERPを促進するためのITシステムのことであり、具体的には会計・人事・販売・生産管理などの業務システムを含めた統合業務パッケージを指す。ERPパッケージも略称でERPと表記されることが多い。
代表的なERPパッケージとしては、SAPジャパンが提供する「SAP R/3」(エスエーピー アールスリー、単にアールスリーと呼ぶこともある)や日本オラクルが提供する「Oracle Applications」がある。
ERPパッケージの登場時は、「大福帳型データベース」と呼ばれたように、会計システムや販売システム、生産管理システムなどから1つのデータベースを検索・参照・更新することで、データのリアルタイム性と、それぞれの業務の密結合を実現した。ERPという経営手法が、経営資源を効率的に管理することなので、こうしたアーキテクチャが採られていたが、一方で「導入に当たっては、1つの業務システムだけでなく、全部を刷新する必要がある」「カスタマイズしにくいので、業務プロセスをシステムに合わせて改変しなくてはならない」など、現場には非常に負担を強いるシステムだった。またERPパッケージに合わせて業務プロセスを改善することが、BPRの一環として行われていた。
現在のERPパッケージは、モジュール単位での導入が可能となり、また既存の業務システムとも容易に連携できるようにミドルウェア部分が改善され、柔軟性あるアーキテクチャとなっている。
ERPパッケージは欧米で開発されたため、日本の商習慣で重要となる帳票作成・出力機能が不十分であることが多い。帳票のラインの太さ、漢字の種類、出力時の品質などを保証するため、国内企業のほとんどは、ERPパッケージ導入に当たって、専用の帳票システムを利用している。
国内のERPパッケージは、大塚商会の「Smile α」、オービックビジネスコンサルタントの「奉行シリーズ」、住商情報システムの「ProActive」など。国産パッケージは、日本の商習慣である「売り掛け・買い掛け」などの機能が豊富であり、主に中堅・中小企業での採用が進んでいる。なお、国産ERPパッケージでも、企業ごとに対応した帳票を作成するには工数がかかり、専用の帳票設計システムを要求するケースが多い。

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